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本のない書斎/中身のない研究

「ああ華族様だよ と私は嘘を吐くのであった」 渡辺 温

 

青空文庫を「あ」から順番に読んでいこうと思い立った。

 

1冊目、どんな作品が最初に来るだろう、と思ったら、読んだことのある作品だった。以前ランキングが何かで見て読んだのだと思う。

 

せっかくなのであらためて読んでみた。漢字やカタカナの表記など見ているだけでも楽しい。一部読めないものもあるのだが、意味はわかる。文字そのものに意味がある、漢字ってすごいなあ、などとまるで作品の内容とは関係のない感想を抱いた。

 

ごく簡単に言ってしまえば、「横浜に夜遊びに行った話」。

インタアナショナル酒場バアでビールを飲んだ、とか、ちょっとスノッブな感じもあるのだが、不思議なもので、古い作品だとあまり嫌味に感じない。

 

渡辺温という人はあまり知らないのだが、他の作品も読んでみたくなった。

順番に読むといいつつ、早くも横道に逸れそうである。

 

いいよ、いいよ。君が死ねば、僕だって死ぬよ。

 

 

図書カード:ああ華族様だよ と私は嘘を吐くのであった

 

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