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本のない書斎/中身のない研究

「ア、秋」 太宰 治

 

青空文庫の「あ」の作品、2冊目は太宰治。

 

この作品は初めて読んだがとても良かった。あんまり良かったからすぐに2度読んだ。

 

全体を通して「~である」「~だった」という文体なのだが、ところどころで語尾が「~ます」「~でした」などに変わるのがたいへん印象的で効果的。

 

秋が夏と一緒に忍び込んでいる、というのはとてもいいと感じた。なにかこう、言い当てられたような気さえする。

 

夏の中に、秋がこっそり隠れて、もはや来ているのであるが、人は、炎熱にだまされて、それを見破ることが出来ぬ。

 

 

図書カード:ア、秋

 

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