2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧
絶版本。ホセ・ドノソの「夜のみだらな鳥」。 どうしても読みたかったのでAmazonでそこそこの値段(定価の4倍くらいでした)で注文したのですが、それでも買って良かったと思えるすごい本でした。 感想 "名門アスコイティア家に、待ち望まれていた嗣子《ボー…
日本推理作家協会賞&日本SF大賞受賞作。 聖遷暦1213年、偽りの平穏に満ちたカイロ。訪れる者を幻惑するイスラムの地に、迫り来るナポレオン艦隊。対抗する術計、それは大いなる陰謀のはじまりだった。語られるのは、存在しない物語。13世紀エジプトを舞台…
起承転結なんのその。因果関係なんのその。これを読めば、普段いかに私たちは常識に縛られているかわかります。読書を超えた、脳みそが溶けるような経験がこの一冊に。――サンキュータツオ アフリカ文学の最高峰といわれる「やし酒飲み」。著者のエイモス・チ…